4月29日(木)「昭和の日」

オリンピック大会の中止か開催かの大事な瀬戸際でまたとんでもないニュースが出てきました。例の紀州のドンファンの麻薬死事件で元妻が逮捕されたというニュース、どこのテレビ局もそればっかりです。争点そらしというか、東京五輪中止、開催可能かどうかの議論をすべき時期にきているという尾身会長発言。以下にコピーを貼り付けます。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院厚生労働委員会で、東京五輪・パラリンピック開催の是非について立憲民主党の長妻昭氏の質問に答え、「重要なことは感染の状況、医療のひっ迫状況。そうしたことを踏まえてオリパラに関する議論を、もうそろそろしっかりとするべき時期にきている」と、述べた。
 看護師協会に500名の確保を要請し、都内・外に10病院指定など、コロナウイルス感染拡大第3波で医療が逼迫している状況を考えるなら多くの国民が「命より五輪を優先している」と感じるのは当然でしょう。もういい加減にしてほしいと批判の声が上がるのも。

市民スポーツ&文化研究所

主に市民のスポーツ・文化活動からオリンピックまで、あらゆるスポーツ・文化(教育)に関する評論・講演・出版・企画・調査研究・振興支援活動を行っています。代表:森川貞夫(スポーツ社会学・スポーツ法学・社会教育・生涯学習専攻)